Simple is best. スペパとコスパを追及した高性能住宅

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ダイニング・玄関

5年前に、眺望と室内の雰囲気に惹かれて中古住宅をご購入されたK様。別荘として利用しながら、4年かけてお庭や外構に手を加え、満足のいく外回りを作り上げました。しかし、建物自体は冬場になるとお部屋や浴室がとても寒く、地震のたびに耐震性への不安を感じていました。
部分的リフォーム、フルリフォーム、建て替えのいずれかを検討する中で、リフォームでは空間の自由度や長期的な耐久性に限界があると実感。その中で、手塩にかけて育てたお庭や外構を極力残すことができるプランを当社がご提案させていただき、「建て替え」をご決断いただきました。
こうして完成したのが、「Simple is best.」をテーマにスペパ(空間効率)とコスパ(費用対効果)を追求した、高性能な住まいです。

ご夫婦が4年かけて作り上げた外構。その思い出の風景を壊さないよう、既存の外構を最大限に残す工夫を凝らしました。道路側のフェンスの取り外しは最小限に。重機を入れる際は石積みの擁壁をしっかり保護。敷地に敷かれていた化粧砂利は丁寧に取り置きして再利用しました。

建替前は駐車スペースと玄関が離れていましたが、建替を機に玄関位置を変え、駐車スペースから最短距離としました。枕木階段は最上段の方向を変えただけで、他の段は壊さずにそのまま利用しました。
建物をシンプルな四角形に整えて建物西側に余裕を持たせ、趣味の畑スペースを拡幅。少し高めに設定した玄関ポーチは、畑仕事の合間にちょっと腰掛けるベンチとしても大活躍します。
こうした細やかな工夫を重ねることで外構費用を抑え、抜群のコストパフォーマンスを実現しました。

限られた広さを最大限に活かすため、建物はシンプルな総二階の「田の字」レイアウトを採用しました。
玄関土間は大胆に面積をとり、LDKとひとつながりの空間に。段差30mmの玄関土間は視覚的にもLDKと一体化して、まるで室内テラスのような雰囲気です。土間部分は、ワンちゃんお気に入りのお昼寝スペースでもあります。

明るく開放感のある吹き抜けリビング。そんなリビングの一角にあるのは、空間のアクセントにもなっているオープンな雛壇階段です。上り下りするだけでなくベンチのように腰掛けることができ、ご家族や親しい方々と団らんできる空間となっています。

LDやカウンターでくつろぐご家族やご友人と会話を楽しみながらお料理や片付けができる、対面キッチン。コンロ前には視線を遮る壁を設けていますので、対面型でありながらキッチンの雑物を隠すことができます。
さらに、コンロ前の壁を利用して収納システム「キュビオス」を設置。充電ステーションや生活雑貨、書類などをひとまとめにでき、空間の無駄をなくした「スペパ」を叶えています。

建て替え前の住まいでK様ご夫婦のお気に入りだった、「リビングから見た吹き抜けと2階のお部屋の配置」と「2階からの素晴らしい景色」。新しい住まいでも、この魅力をしっかり受け継ぎました。

窓の配置にこだわり、北側の小窓からは美しい大室山を、西側の横長窓からはお隣の視線を遮りつつ四季折々の風景を楽しめるようにしました。吹き抜けから多目的ホールへと続く天井には天然木をあしらい、木の温もりが家全体を優しく包み込んでいます。

旧宅でのお悩みだった「冬の寒さ・夏の暑さ」と「地震への不安」。これらを根本から解決するため、住まいの性能を大きく引き上げました。まず、地震への備えとして、性能表示計算で最高ランクとなる「耐震等級3」を確保。そして、寒さ・暑さ対策として、「C値0.3、UA値0.5」という高い気密・断熱性能を実現しました。
住宅全体として長期優良住宅の認定と同等の高い基準を満たしており、この先も末永く安心して暮らしていただける住まいとなりました。

快適さのもうひとつのポイントは、緻密に計算された空気の通り道にあります。2階の寝室にあるエアコン1台から出た冷気や暖気が、引き戸を抜けて多目的ホールへ広がり、吹き抜けのシーリングファンを通じて1階リビングへとゆっくりと循環します。この仕組みと高い気密・断熱性能のおかげで、家中どこにいても温度差が少なく、一定の室温が保たれます。K様からも「真夏でもエアコン1台で快適に過ごせました」と嬉しいお言葉をいただきました。

将来の定住を見据えて、26坪台の家でありながらその約15%を収納室としました。1階には階段下収納(2帖)、2階には納戸(3帖)とウォークインクローゼット(3帖)を設けています。
人目に付かないスペースですので、他のお部屋との統一感を気にせず、遊び心のある柄物のアクセントクロスを採用することができます。

外の景色を眺めながらお料理や片付けができる、収納たっぷりのゆったりとしたキッチン。キッチンの真横に洗面洗濯室を配置して、家事のしやすい動線をつくりました。

洗面室はゆとりを持たせて、洗濯まわりの家事ができるスペースを設けました。ランドリーパイプには物干し前後の洗濯物を掛けることができ、衣類収納カウンターは洗濯を畳む台や、入浴時の着替え置き場として利用することができます。
浴室はスゴピカ素材の浴槽・カウンター・水栓で汚れがつきにくく落としやすいため、お掃除ラクラク。床暖房を採用し、寒さを気にせずくつろげるお風呂になりました。